子供の進路を親が決めるのは適切なのか?いつまでなら良いのか?

自分の子供が進路を決めようとしないから、または、子供より自分の方が社会のことをよく知っているからといって、親が子供の進路を決めるのははたして適切なことなのでしょうか。

子供が将来の職業を意識する時期

まずは、子供が将来の職業を意識する時期についてみていきましょう。

ベネッセ教育総合研究所ヶ行なった職業について子供が意識した時期に関する調査によると、意識した時期とその割合は以下のようになっています。

• 小学生:10%

• 中学生:15%

• 高校生:30%

• 大学生:25%

• まだ考えていない:20%

小・中学生で将来の職業をしっかりと意識しているという人は4人に1人ですが、高校生になると2人に1人は大学卒業後の職業を意識するようです。

小学生・中学生の間は親が進路を決めるべき?

小・中学生の間に将来の職業について意識している子供は4人に1人です。大半の子供は進路のことなんて考えていません。

これだけ将来の職業について意識する小・中学生が少ないのはまだ、基礎的な勉強が中心であることや進路指導も学力のレベルのみが基本的になっているといったこの国の教育環境にあります。それに、高校受験では普通科に行くという選択をすれば、将来の職業に直結するような選択はないことが原因でもあります。とにかく、小・中学生の段階で、進路について子供自身がしっかりと考える必要はそこまでないです。

小・中学生の段階で子供がすべきことは学力をあげることのみです。

だから、小・中学生の間は積極的に子供の進路を親が決めて行くべきです。

その進路は、子供の学力を上げる方向の進路になっていれば問題ないです。例えば、現在の学力からもう少し学力をつけたら合格できる高校を進めてあげてください。

高校生の進路も親が決めるべき?

結論から言うと、高校生の進路は親が決めるべきではありません

高校生までに将来の職業について意識し始めた人は半分以上です。ここから見えてくるのは、高校生は、大学受験でどの大学に行くかである程度その先の人生が決まってしまう段階にあり、必然的に将来の職業を意識せざるおえなくなるということです。

だから、親が子供の進路を決めるのではなく、子供が満足できるように子供の力でしっかりと決めてもらうことが必要不可欠です。

そのために、親がすべきことは子供が進路を決定できるようにするための手助けです。

最後に

今回のテーマは、子供の進路を親が決めるのは適切か?いつまでなら良いのか?でした。

結論は、高校受験までは子供の進路を親が決めるべきですが、大学受験からは子供が主体で決めて、親はその補助的な役目に回ろうです。

これらのことは日本の教育システムを考えると必然的に起こることです。自分の小・中学生の子供が進路について考えてくれないからといって怒ったり、ストレスを貯めることは無駄です。小・中学生のうちはとにかく学力を上げて選択肢の幅を広げることが重要です。

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参考文献

ベネッセ教育総合研究所、職業についての意識

https://berd.benesse.jp/berd/center/open/report/shinrosentaku/2005/houkoku/furikaeri3_1_12.html