化学重要問題集のレベルと使い方を名古屋大学現役合格者が教える

理系の方々が大学受験勉強を進めるにあたって、化学重要問題集はやっておくべき問題集です。今回は、その化学重要問題集のレベルと使い方について説明します。

問題集を使う上で大切なのは、

問題集の正しいレベルを知り、自分の志望校にあった使い方をすることです。

間違った使い方をしたら、受験に失敗します。

化学重要問題集のレベル

階段, 手順, キャリア, 方法, 達成, 進行状況, 交流, 上向き

自分の志望校にあった問題集か?

問題集を選ぶ際に、その問題集を使うことが、志望校合格の最短ルートであるかどうかを考えることは必須です。

しかし、周りを見ていると、そんなこと御構い無しに、学校で配られた問題集を使っている人が多く見受けられます。これをやってしまうと受験に失敗します。

例えば、その学校が、東大合格者をたくさん出すようなところであれば、東大合格に適した問題集の配布をします。その学校にいる三重大学などの地方国公立志望者も同じようにその問題集を解きます。しかし、東大に合格するための問題集ですので、難しくて解けない問題につまずき、問題集を進めるのに時間がかかってしまいます。しかも、その問題が解けたとしても、受験には役立ちません。東大の受験では出題されても、三重大学のような地方国公立大学では出題されないからです。

このような解くべき問題のミスマッチによる時間ロスが、受験勉強においては大きな失敗になります。

化学重要問題集を使うべき人

化学重要問題集を使うべき人は、上は東大から、下は金沢大学、千葉大学、神戸大学といったような旧帝国大学ではないが、中堅地方国公立大学を志望する人までです。

一方、化学重要問題集を使うべきでない人は、三重大学、島根大学など地方国公立大学でも下位に属する大学を志望する人です。

上記した大学の偏差値と照らし合わせて、自分の志望校が化学重要問題集を使うべき人なのかどうか確かめてください。

上記のように、下位の地方国公立大学を志望する人は使わなくてもいいと記述すると、『私の志望する地方国公立は下位だけど、難しい問題が出るから、化学重要問題集をやったほうがいいでしょうか。』と質問してくる方がいますが、その必要はありません。その難しい問題は医学部用の問題ではないでしょうか。たとえ、医学部ようでなかったとしてもそんだ問題を解く必要はありません。

理由は、下位の地方国公立大学の受験に来る人は難しい問題を解くことはおろか、基本的な問題も解けるかどうかがあやふやな人が多いです。ですから、基本的な問題をしっかり解けるようにしておけば、合格できます。受験は、100点を取ることで合格するのではなく、周りよりできるかが合否を分けるということを肝に命じておいてください。

最初から使うべきではない

上記で示した化学重要問題集を使うべき人も受験勉強よーいスタートから化学重要問題集を使ってはいけません。

まずは、化学重要問題集よりもレベルが1つ低い問題集、例えば『ニューグローバル』といった問題集を使用すべきです。

理由は、化学重要問題集には基礎の基礎といったレベルの問題が存在しないからです。化学重要問題集は応用問題を多く掲載していることもあり、基礎の基礎、例えば、基礎的な語句問題などには対応できていません。そういったところ補える問題集を最初に行う必要があります。

一方、東大、京大、東工大や早稲田、慶応を一般入試で受験する人たちは化学重要問題集を完璧にした後に、『化学の新演習』を使ってください。

上記の5校以外はたとえ名古屋大学のような旧帝国大学でも、化学の新演習を使う必要はありません。化学重要問題集を完璧にできれば問題ありません。私は実際に、ニューグローバルと化学需要問題集だけで、センター試験9割、2次試験でも化学が一番の得点源になりました

3つのレベルの問題から構成されている

化学重要問題集は3つのレベルの問題から構成されています。3つのレベルは、『必』、『準』、何もマークなしで分けられています。必の問題はニューグローバルなどの問題集で基本的な問題を解く力をつけれていれば、問題なく解けますが、準の問題と何もマークがついていない問題は応用問題ですので、そんなにすらっとは解けないと思います。

しかし、準の問題と何もマークがついていない問題が解けるようになることで、志望校の受験レベルに達したといえます。それを目標にしてください。

化学重要問題集の使い方

開いた本, ライブラリ, 教育, 読み取り, 本, 学校, 文学, 研究, 知識

最初から順に解いてはダメ!絶対

問題集を始める時最初から順に解いて行く人が多いです。しかし、問題集によってはその使い方が適切でない場合があります。化学重要問題集は最初から順に解いてはいけない問題集です。

理由は、問題数が多く、最後もで解いた時、最初に解いた分野の問題の計算方法などを忘れてしまう可能性があるからです。1週間で、1周できるなら話は違いますが、1ヶ月、2ヶ月で1周しているうちに、最初にやった内容が少しずつ飛んで行ってしまいます。

だから、1周目は『必』、2周目は『準』、3周目は何もマークがついてない問題という順に進めていってください。

レサパンシステム(化学重要問題集用)で解け

レサパンシステムって何?変な名前と思った方もいらっしゃるでしょう。このブログの名前であるレサパン総研にちなんで命名しました。でも、名前はどうでもいいです。このシステムは私が実際に使っていた方法です。

レサパンシステム(化学重要問題集用)は以下の通りです。

1周目

『必』の問題を解き、解けなかった問題番号の横に1という印をつけておきます。1週間以内に、1の印がついた問題を解き直し、解けたらそのまま、解けなかったら2という印をつけます。また、1週間以内に、2の印がついた問題を解き直し、解けたらそのまま、解けなかったら3という印をつけます。ただし、3はつかないことが望ましいです。

2周目

『準』の問題を『必』の問題の時と同様にして解きます。

3周目

何もマークがついていない問題を『必』の問題の時と同様にして解きます。

4〜6周目

1〜3周目と同様に、『必』、『準』、マークなしの順に全ての問題を解いて行くのですが、4〜6周目はノートも使わず、頭の中だけで解きます。その際、計算問題などは、答えを導き出す方針を立てるところまで頭の中で解いてください。計算は方針最多て得られれば、誰でもできます。今やって時間を無駄にしないでください。有機の構造式を書くのも同じです。頭の中で想像できたら終了です。書いている時間は無駄です。

勉強においては書くことではなく、アウトプットすることが大切なので、頭の中で解答を作れていれば、アウトプットはできており、十分です。

また、間違えた時の数字は1〜3周目と被らないように4、5、6を使ってください。

7〜9周目

ここは1〜3種目と同様にしてください。また、間違えた時の数字は1〜6周目と被らないように7、8、9を使ってください。9はないといいです。あったら、解けるようになるまでやりましょう。

以上のレサパンシステムを実行できれば、名古屋大学などの旧帝国大学合格レベルになっていることは間違えありません。

ちょっと待って、名古屋大学いかないよ

中堅国公立を目指す方は、上記のレサパンシステムにおいて、何もマークがついていない問題を解かないでください。解けるようになる必要がないので、時間の無駄です。

なぜこんなに、自分の志望校に必要なレベル以上の問題を解く時間を惜しむかというと、そう行った難しい問題は解くのにも、理解するのにも時間がかかり、他にもたくさんの教科の勉強をしなくてはならない受験勉強において、時間が足りなくなってしまう原因だからです。

多くの方が、受験当日までに、第一志望に合格できるレベルの学力をつけることができません。その1番の理由が、無駄な勉強をしていることです。

まとめ

化学重要問題集を使うべき志望校の人は、ニューグローバルで基礎の基礎から基本、標準レベルの問題を解けるようにしてから、化学重要問題集をレサパンシステム(化学重要問題集用)で進めてください。

レサパンシステム(化学重要問題集用)が最後まで完結した頃には、化学が得点源になっています。ならないわけありません。