名古屋大学農学部学科ごとの忙しさを比較

2019年7月5日

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初めまして、これから名古屋大学の農学部に入学する皆さん、もしくは、名古屋大学の農学部を目指して勉強する皆さんに、入学後から卒業までの学科ごとの忙しさについて教えます。

私は、学科ごとで忙しさが違うことを知らないまま、受験し、入学してしまいました。私は卒業した今でも、そのことを後悔しています。まだ、受験し、入学していない皆さんはこれから紹介する学科ごとの忙しさを参考に、受験先の学科を考え直してみてください。

この学科に興味があるから、忙しさなんて関係ないよなんて言っている方も注意が必要です。学科は違えど、同じような勉強をし、同じような研究室が配属先として用意されていたりするので、学科の名前のイメージだけで決定するのは大きな間違えです。

名古屋大学農学部の学科

名古屋大学農学部の学科は3つあります。

・生物環境科学科

・資源生物科学科

・応用生命科学科

皆さんが志望している学科または、入学予定の学科はどれでしょうか。この中に1つものすごく忙しい学科があります。

各学科の簡単な説明です。

生物環境科学科

名古屋大学農学部の生物環境科学科は、環境保全、生物多様性、生物圏環境、バイオマス、物質循環、持続型社会について、研究を行なっています。

資源生物科学科

名古屋大学農学部の資源生物科学科は、遺伝資源、アグリバイオ、生物の相互関係、品種改良について、研究を行なっています。

応用生命科学科

名古屋大学農学部の応用生命科学科は、遺伝子、物質生産、タンパク質、機能性食品、生理活性物質についての研究を行なっています。

名古屋大学農学部で一番忙しいのは

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では、本題です。名古屋大学農学部で、圧倒的に忙しい学科は、

応用生命科学科です。

特に、三年生の忙しさは、名古屋大学全体で見ても余裕のトップで、週25コマという過酷な授業日程に直面します。まだ入学されていない方には25コマの恐ろしさがわからないと思います。だから、ここでその恐ろしさを伝えます。

1週間に25コマとは、つまり、フルコマといわれるもので、1週間に取れる最大のコマ数を取るということです。

他の学部、例えば文系の経済学部の三年生と比較すると、なんと、22コマ差くらいあります。

そうなんです。農学部応用生命科学科はかなり忙しいんです。

文系の人が週に1日または2日、しかも、3時間程度しか学校に滞在しないのに対し、農学部応用生命科学科は、毎日、8時45分から18時00分以降まで学校に滞在し、授業を受けたり、実験をしたりするんです。以降と書いたのは、午後に実験の授業があるのですが、実験を失敗してしまったり、手際が悪く遅かったりすると、20時、21時22時と残ることになる人もいるからです。さらに、18時に終わるはずがないような実験が行われる日もあります。

しかも、それだけで済むと思ったら大間違えです。家に帰ったら、実験のレポートがあります。だいたい、2週間くらいで、実験が変わっていくのですが、その節目ごとに多いときは80枚、100枚という量のレポートを提出しなければなりません。

名古屋大学農学部の他の学科との比較

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それでは、応用生命科学科を他の2つの農学部の学科と比較していきましょう。

他の2つの学科は、三年生で応用生命学科が、25コマに苦しんでいる中、15コマ以下です。確かに、文系と比べると多いですが、15コマであればそんなに大変ではありません。週3日ほどは午前中の授業だけでも変えることができるでしょう。

午後からの実験も、農場に行って、牛の乳搾りをしたり、森林の中を巡ったり、応用生命科学科の研究室内に閉じ込められ、ずっとピペットを触っている実験よりも、心癒されるものです。

忙しいけど、もちろんいいこともある

忙しいのは、大変ですが、名古屋大学農学部応用生命科学科にはいいこともあります。それは研究費です。

大学四年生になると、名古屋大学農学部では、研究室配属があり、自分のやりたい研究がある研究室に入り、卒業研究を始めます。その時に、研究室に研究費がたくさんあると不自由なく実験を行えます。

ここで、研究費のある研究室と、研究費のない研究室の比較をします。

研究費のある研究室

・器具が使い捨てのため、洗わなくていい。

・混ぜて使う薬品が、すでに混ざっている状態で購入でき、実験の手間が省ける。

・器具が新しく、綺麗。

・最新の測定器などがあり、最先端の研究ができる、また、正確なデータを早く得られる。

研究費のない研究室

・洗い物が多く、乾燥を待つのも面倒。

・薬品の調合だけで1日終了。

・器具が古く、汚い。

・最新のものがなく、実験失敗する。

名古屋大学農学部応用生命科学科は前者で、研究費を多く持っている研究室がたくさんあり、研究をする環境としてはとても恵まれています

忙しいけれど、研究好きな方にはたまらないでしょう。

研究室に配属されたら

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上記で、研究室配属のことを考えたら、研究費が多いところがたくさんある応用生命科学科に行けばいいじゃないか。三年生を乗り越えれば、楽しそう。なんていう安易な考え方の人は注意が必要です。

応用生命科学科の四年生は三年生のさらにさらに増して忙しいです。地獄の忙しさです。

一番忙しくない研究室に入ったとしても、毎日、10時に学校に行き、18時まで研究室にいなくてはなりません。それに卒論の時期が近づくと、21時まで残ったり、土日も学校に行かなくてはなりません。

忙しい研究室はというと、毎日8時に学校に行き24時まで研究室にいなくてはいけません。さらに、毎週土日も実験がお構い無しであります。22時に帰っても今日帰るの早いねと言われる研究室があります。

名古屋大学農学部の他の2つの学科の研究室は、そもそも、毎日行かなくてよかったりする研究室が多いです。中には、機械が故障して、買い直す研究費もないから、卒論研究終わりなんていう研究室もあります。

さらに、文系だったら、週に90分学校に行けばよかったりして、1回休んで、2週間の長期休みを取っている人もいます。私の友人は、その方法でフランスに旅行に行っていました。文系は、大学生の間に、学校以外の経験がたくさんできて羨ましいと思いました。

まとめ

私は、決して農学部応用生命科学科に進学することをやめたほうがいいよと全員に行っているわけではありません。むしろ、研究が本当に好きで将来研究職に就きたいという方には、最高の環境です。思う存分学べます。

しかし、私が忠告したいのは、研究にそこまで熱がなく、やりたいこともあやふやなまま、受験をする人や入学する人です。そんな人にはこの記事を参考にして、考え直して欲しいです。

受験をする人は、他の2つの学科の方が偏差値が低く合格しやすいですし、あえて偏差値が高く、落ちる可能性のある応用生命科学科を第一志望にして受験する必要はないです。

もう入学が決まっている人も、途中で学科を変えることは結構簡単にできるのでよく考え直してから、入学しましょう。

それに最初の方に行った違う科でも同じような研究を行なっている研究室が存在するので、研究室の研究内容もしっかりと把握しておいてください。

例えば、稲について研究したいのであれば、応用生命科学科出なくても資源生物科学科でも毛切るなんてことがあります。

とにもかくにも、みなさんがもう一度よく考えて、名古屋大学農学部に受験、入学してくださることを願います。私した後悔をみなさんにはしてほしくないという思いからこの記事を書きました。読んでいただきありがとうございました。